篠原俊二、読んで曰く、「どうしてこんなにシリアスなんだ？」

　うん。私もそう思う。どうして篠原俊二が真面目ネタのみなんだ?
篠原俊二は二十歳前後のころに友達と合作で SFを書いた時に生まれま
した。サスペンス風の(？)話の中にほっとした雰囲気を出したくて、私が設
定しました。わき役で、ムードメーカー。主人公のよき相棒になってくれると
いいんだけどな・・・・・・と思ったのですが、小説を書いていた相方が言うに
は、「裏切り者にしていい？　敵のスパイというのも捨てがたいな」おーい、
ちょっと待ってよ。コンビを組むっていうのは難しいと勉強に(？)なりました。
どうにか彼は裏切り者やスパイになるのは免れましたが、肝心のストーリー
の方がふくらみ過ぎて書ききれなくなり、合作もやめ、となってしまいました。
(ん？ さっきのこのコーナーでも結局書けなかったという話でしたっけ。少し
悲しいな。でも、こうして本の形にできたから嬉しいです)
姓はプロ野球・巨人軍の篠塚利夫内野手の「篠」の字が気に入ったので、
そこからいただいて篠原にしました。(特に同球団、同選手のファンというわ
けではないのですが)俊二の方はなんとなく。
車の運転が好きで、かつ上手。SFなのでテレポーテーション(瞬間移動)
能力の持ち主。非常の際には自分の運転している車ごとテレポートしてし
まう、という設定でしたが(SFといえどそんなことできるのか？)見せ場は
書きそこないました。

注釈「マスコット」
Zer(ゼッター) アルバイト情報誌「フロムエー」関東版(リクルート)のはみだ
し欄(FROM AtoZ欄)投稿者のこと。 Atoゼッター>AtoZer>Zerと変化して定
着。平成2年頃から。


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