あとがき
高校生の時、天文学部のある大学へ行けたら・・・・・・と思ったことがありました。
知力・体力がついていけるか、卒業後はどうするのか、ということは考えず、ただ、
好きで、夜ごと天体観測をして軌道計算なんかが出来たらいいなと夢をみました。
実際には短大の文科に進みました。学校へ行かなくても星は見れますし、一番
身近なところにお日さまっていう素敵な星があるからいいや、お月さまもあるわ、
何より自分が地球っていう星の上にいるじゃないの・・・・・・と思いなおし、地に足
をつけたのでした。文章を書くほうがもっと好き、というのも理由のうちでした。
「伝言ゲーム」、「シャッフル」いかがでしたか。本当はこの本を手にしているあな
たのところまで行って「愛してる」と囁きたいのですが・・・・・・行けないかわりに、
この子、この本に出かけてもらいました。一つ、二つでも気に入っていただけた
文章があれば幸いです。手にとっていただいて、ありがとうございました。
平成六年五月
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