北条司さんの漫画「キャッツアイ」以前に、「アレキサンドライト」というコードネームの
女性スパイなんてどうかな、と考えたことがありました。ネーミングだけで、中身は
まったくありませんでしたが。その後、「キャッツアイ」が出たときは、「やられたな」
と思いました。大げさな。(キャッツアイもアレキサンドライトも宝石の名前です)

ずっと忘れたままになっていたアレキサンドライトですが、最近、ひょんなことから
形を変えて復活しました。他人様の依頼も受ける泥棒チームという初期設定で、
明るく楽しくピカレスク物を書く予定だったのですが、ベースがSFなんだかファンタ
ジーなんだかというものに化けていき、ジャンル不明となりました。話が膨らみ登
場人物も入れ代わりしつつ、シリーズになってしまいました。読んで「面白い」と
いうものにさえなっていればいいや、というところです。長い話しになりましたが、
お時間を見つけて読んでいただければ幸いです。執筆は平成10年6月末から。


当初の主な登場人物 (数字は年齢。概数)

緑屋 真子 (みどりや まこ 25〜26?) 〜 軽食店「アレキサンドライト」ウエイトレス。宝石泥棒
アレキサンドライトチームの片割れ。旧姓 朱鷺の森(ときのもり)。
赤井 司 (あかい つかさ 29〜30?)〜 軽食店「アレキサンドライト」マスター。宝石泥棒アレキ
サンドライトチームの片割れ。
黒沢 (くろさわ 29〜30?)〜 軽食店「アレキサンドライト」常連。

朱鷺の森 珠子 (ときのもり たまこ 25〜26?)〜宝石泥棒ピンクパール。
柴崎 翔 (しばさき しょう 26〜27?)〜珠子の恋人。ピンクパールの相棒ブラックオニキス。

SILVER EYE(シルバーアイ 21〜22?)〜逆輸入画家。モノクロの油絵作家。
金城(きんじょう 34〜35?)〜青年実業家。


他、追い追い登場


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[資料]
宝石の本、カクテルの本など。


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